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新学習指導要領の改定案が発表に

2020年度の教育改革に向けて、先ごろ文部科学省より、小中学校の「学習指導要領」の改定案が発表されました(図1)。学校採択の教科書内容もレベルアップすることになり、2018年から段階的に移行措置がとられます。今後求められる能力として「英語力」「思考力・判断力・表現力」が挙げられ、「小5・小6での英語の教科化」、「プログラミングの必修化」や、学習への取り組み姿勢としての「主体的な学習活動」が重視されることになります。

大学入試が変わる~センター試験廃止・英語は4技能化へ~

教育改革の柱は①センター試験廃止に伴う大学入試新テストの導入、②英語教育の2技能(読む、聞く)から4技能(読む、書く、聞く、話す)への変更、③プログラミングに代表される思考力、判断力、表現力の養成です。これまでもさまざまな教育改革が行われてきましたが、今回は大学入試が大きく変わることで、必然的に小・中・高校での学習内容も変化することになります。まず、これまでの一発勝負型の客観式テストが廃止になり、「思考力」を問う「高等学校基礎学力テスト(仮)」と「大学入学者学力評価テスト(仮)」に変わります。

入試改革を待たずに進む英語外部試験導入

英語については従来の文法・長文読解に偏った入試から「書く」「話す」を含めた「4技能入試」へ移行します。「英検」をはじめ「TOEFL」「GTEC」「TEAP」などの外部検定試験の導入が検討されていますが、すでに多くの大学がこれらの外部検定を入試の一つの方法として採用をはじめており、九州の国立大学でも採用が急速に進んでいます。

中学校の英語の授業~中3の到達基準は英検3級から準2級へ~

2020年より、英語が小学校5、6年生から教科化されるほか、小学校3年生からは外国語活動として導入されます。
学習する語彙数は600~700語に設定され、5、6年生の授業時間は年間70時間と倍になります。4技能のうち、特に「書く」「話す」について、中学校では英語で情報を整理し、自分の考えを英語で表現するレベルまでを目指します。中学校の語彙数もこれまでより500語程度増えて、1600語~1800語となり「ゆとり時代」の2倍となります。さらに英語の授業も原則英語のみで実施されます。福岡県公立入試問題も2018年度から「リスニング」問題の増加が発表されており、求められる「読む」スピードも必然的に速くなり、長文問題もさらに長くなることが予想されます。英語基準による各学年の目標も小学6年生は5級、中学3年生は準2級、高校3年生は準1級へとハードルは上がります。英検等の外部資格試験と学校の学習を両立させ「4技能」をバランスよく学んでいくことが必要となります。

新学習指導要領の改定案が発表に

2020年度の教育改革に向けて、先ごろ文部科学省より、小中学校の「学習指導要領」の改定案が発表されました(図1)。学校採択の教科書内容もレベルアップすることになり、2018年から段階的に移行措置がとられます。今後求められる能力として「英語力」「思考力・判断力・表現力」が挙げられ、「小5・小6での英語の教科化」、「プログラミングの必修化」や、学習への取り組み姿勢としての「主体的な学習活動」が重視されることになります。

大学入試が変わる~センター試験廃止・英語は4技能化へ~

教育改革の柱は①センター試験廃止に伴う大学入試新テストの導入、②英語教育の2技能(読む、聞く)から4技能(読む、書く、聞く、話す)への変更、③プログラミングに代表される思考力、判断力、表現力の養成です。これまでもさまざまな教育改革が行われてきましたが、今回は大学入試が大きく変わることで、必然的に小・中・高校での学習内容も変化することになります。まず、これまでの一発勝負型の客観式テストが廃止になり、「思考力」を問う「高等学校基礎学力テスト(仮)」と「大学入学者学力評価テスト(仮)」に変わります。

入試改革を待たずに進む英語外部試験導入

英語については従来の文法・長文読解に偏った入試から「書く」「話す」を含めた「4技能入試」へ移行します。「英検」をはじめ「TOEFL」「GTEC」「TEAP」などの外部検定試験の導入が検討されていますが、すでに多くの大学がこれらの外部検定を入試の一つの方法として採用をはじめており、九州の国立大学でも採用が急速に進んでいます。

中学校の英語の授業~中3の到達基準は英検3級から準2級へ~

2020年より、英語が小学校5、6年生から教科化されるほか、小学校3年生からは外国語活動として導入されます。
学習する語彙数は600~700語に設定され、5、6年生の授業時間は年間70時間と倍になります。4技能のうち、特に「書く」「話す」について、中学校では英語で情報を整理し、自分の考えを英語で表現するレベルまでを目指します。中学校の語彙数もこれまでより500語程度増えて、1600語~1800語となり「ゆとり時代」の2倍となります。さらに英語の授業も原則英語のみで実施されます。福岡県公立入試問題も2018年度から「リスニング」問題の増加が発表されており、求められる「読む」スピードも必然的に速くなり、長文問題もさらに長くなることが予想されます。英語基準による各学年の目標も小学6年生は5級、中学3年生は準2級、高校3年生は準1級へとハードルは上がります。英検等の外部資格試験と学校の学習を両立させ「4技能」をバランスよく学んでいくことが必要となります。